善玉菌・悪玉菌について

「お腹の中の善玉菌・悪玉菌」、このフレーズはとてもわかりやすく、日本では良く知られたものですね。
実はこのネーミングの生みの親こそが、東京大学名誉教授の光岡知足(みつおか ともたり)博士です。

 

光岡博士は腸内細菌のことなど何も分かっていなかった時代に菌と健康との関わりを解明し、一分野の基礎を培ったパイオニアです。現在でもこの分野で精力的に研究活動を続けていらっしゃる方ですが、私たちのような素人が腸内環境のことを知るのには、善玉菌・悪玉菌というのはとてもわかりやすく、どのようにコントロールすれば良いのかをイメージするのに適した表現ですよね。

 

今でこそ腸内の善玉菌と言えばビフィズス菌などが有名になりましたが、研究が行われていなかった頃は、ビフィズス菌は乳児の腸内にしか存在しないと思われていたと言います。

 

実際には、生まれてしばらくは腸内のビフィズス菌は90%以上にもなり、その後他の菌も増えて善玉菌20%・その他の菌80%の割合で安定すると言われています。

 

実はこのバランスがそのままキープ出来れば、私たち成人の腸内環境も理想的なのだそうです。

 

腸内にいる善玉菌が20%しかいないのが理想的と言われるとなんだか少ないような気がしてしまいますが、成人の場合ビフィズス菌も多ければ多いほど良いというわけでもないようです。

 

しかもその20%をきちんと保つことすら出来ている人は少ないのが現実。
大事なのはその割合なのですが、生活習慣や加齢によってこの20%のキープさえ危うい状況なのです。

 

腸内バランスをキープするためにも継続的に乳酸菌を摂取していく必要があるという事ですね。